×-MEN 最弱ジェネレーション
2012-05-15 (Tue) 00:00
ストーリー
スーパーヒーローを気取るエドは、ある事件をきっかけに、超人として不適合と判断され、超能力ヒーロー訓練所に収容されてしまう。ここには様々な特殊能力を弄ぶヒーロー達が、再トレーニング"に励んでいるのだが、彼らの病状(?)は一向に良くならない。そんな時、怪人・悪人による強盗事件が発生!近場に居合わせた彼らに出動命令が下ったのだが…。。 (一部抜粋)
今回紹介するのは近年稀に見る"出オチ系"タイトル。
過去に紹介した「アホリックス」や「プリズン・フリーク」などに共通する
「ジャケットで既にオチてしまっていている地雷映画」に属する作品となります。
その出オチジャケットの完成度の高さ(?)から知名度だけがやたら高く
しかし内容は全く認知されないという悲しき運命を背負ってリリースされる地雷映画。
しかしこの「×(バツ)-MEN 最弱ジェネレーション」に関しては出オチとは言わせません!
今回は地雷映画のなかでも屈指の完成度(?)を誇る内容となっております。
<とりあえず映像だけはA級並み。でも少しだけ残念な点も…>
タイトルのみを踏襲し地雷映画にしてはオリジナリティ溢れる力の入ったジャケットから分かるように、OPからアメコミ調の映像やA級映画並のCGを駆使した戦闘シーンで期待を膨らませてくれます。
しかし残念ながら主人公の所属するヒーローチームは「超能力でモノを操る」「驚くと身体がフグのように膨らむ」「神に祈る」など、戦闘においても見た目においても地味で役にたたない能力ばかりなので折角のハイクオリティな映像を創りだす技術は宝の持ち腐れに終わってしまっています。
ストーリーにおいてはヒーローものであるにも関わらず戦闘シーンよりも名作映画のパロディを主体としたギャグシーンにばかりに力が入っており(コメディ映画なのである意味正しい在り方なのかもしれませんが)欲を言えばもう少し戦闘シーンに力を入れて欲しかったというのが正直なところです。
<くだらなすぎるギャグシーンはアメリカならではのテイスト!パロディものが好きな方にはオススメ。>
先述の通りこの作品にはSF、ヒーロー物のパロディシーンが数多く存在します。雰囲気としてはパロディ映画の王道である「最終絶叫計画シリーズ」に近いものがありますが…
起承転結がはっきりしているストーリーや、下ネタ要素は皆無であることを考慮すると、人によっては本作の方が取っつきやすいかもしれません。
またジャケット中央にいる主人公であるエドは特殊なスーパーパワーを一切持たないにも関わらずオースティン・パワーズを彷彿とさせる天然系お調子者っぷりがクセになるキャラクターです。全く役にたたないにも関わらず運だけでその場を切り抜けヒーローとして昇華していく彼の活躍に注目!
まとめると…
作品全体の完成度は決して低くはありませんが、やはりヒーローものなので戦闘シーンに力を入れて欲しい。場面によっては無駄に力が入っていたりもして、そうでない場面をみると「そこまでできるんだったらもう少し頑張れたのでは?」と思えてしまう点が悔やまれます。
それでも笑えるコメディ映画であることには変わりないのでヒーロー系コメディが好きな方は手にとって鑑賞してみてはいかがでしょうか?
<解説付き予告編>
テーマ : 私が観た映画&DVD
ジャンル : 映画


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